2020年度の貿易統計(速報)の貿易収支が約1.3兆円の黒字との発表がありました。
ここ5年位は黒字だったり赤字だったりでしたが、今回は3年ぶりの黒字とのこと。
その前2011年度の5年間に関しては常に赤字で、その額が数兆円から時には10兆円以上の年度もありました。
これは発電用の燃料を大量に輸入することが主に起因していたと思いますが、2020年度はその燃料や資源の価格が下落したことが、輸入額を抑える結果になったようです。
また、国内の消費が落ち込んでいる分、輸入品自体が少なくなっているのではないでしょうか。
一方、海外(特に中国)では経済活動が復活し始めているのか、日本からの輸出も増えており、その結果、貿易収支が黒字になったようです。